起立性調節障害・うつ 不登校を乗り越えた!

起立性調節障害、うつと診断された中学生の息子の様子を残していきたいと思います。不登校になってから、復活までの記録です。

⬆️友だちと遠出に出かけられた!

 

更に、行動力が上がりました!

友だちの家族と一緒に、遊びに連れて行ってもらいました。

本当にありがたかったです。

リフレックス+セニランのおかげかもしれません。

 

ただ、適応教室はあまり変わりありません。

やはり、仲の良い友だちが引っ張ってくれると乗っていけるんだと思います。

 

でも、勉強の方が、なかなか…

 

私ともケンカみたいになってしまいます。

というか、私が怒ってしまいます。

ダメだと思うのに、止められません。

ゲームとか時間決めてよ!とか、だらけてるだけじゃん!とか。

そんな風に、思ってしまうのを止められないんです。

本当に溜息です。

子どものためと思っても、それは息子にとって疲れさせているだけなのか…

わかりません、、、

⬆️リフレックス2錠の効果!?

 

今朝は、自分から起きてきて、適応教室へ行く時に、最初、私に、

「今日は、あいさつだけして帰っていい?」

と聞いてきました。

 

(え…)

なんでよ、パワー出てきてるのに、退行しちゃうの!?

 

なんて、咄嗟に思い、

「何で、挨拶だけなの?」

と聞くと、

「だって、独りで個室でやってても暇だし、やる気でない。意味ない」

と言いました。

「あー、そうか…」

と返すと、

「意味ないから、今日、みんなと勉強するわ。みんなと一緒に行動しなかったら、意味ないからな。適応教室は、コミュニケーションの練習するところだし、みんなとするわ」

 

お!なんか、言うことがいつもと違うぞ?

リフレックス効果!?

 

「みんなと15分するのでもいい?」

「自分で決めたらいいよ」

 

うん、まだ始まったばかりだけど、2錠にしてから、立て続けに前向き発言、行動が出ています。

ちょっと前まで、

「お母さん、やっぱり休まない方が良かったのかなぁ」

「修学旅行行きたくないけど、でも悔しい」

 

どうしようもなく、決定して行動してきたこと。

休まない方が良かったなんて、休む他なかったことは明白なので、誰かに『大丈夫だよ。その選択が正しかったんだよ』と後押ししてほしかったんだと思います。

それを考えると、良くはなってきているけど、元気度がまだ足りなかったのかなと思います。

そこで、リフレックスを2錠にして、元気が出てきたのだと思います。

 

因みに、今日適応教室へはセニラン2.5mgを服用していきました。

2週間ぶりかな。

でも、やっぱり飲ませたくなくても、元気になるためには必要だなと改めて実感しました。

上手く薬をつかって、元気になるために手助けしていきたいと思います。

 

 

 

⬆️リフレックス15mg×2

抗うつ剤が1錠から2錠になりました。

上がっていくのにもう少しらしいです。

本来は、2錠らしいのですが、その数にするということなのかな。

なんか、良くなってきているのに、増やすってどうなんだろうと不安になりましたが、実は、先日、通信高校の説明会へ行った時に、気分が悪くなったので、(持ち直したけど)

やっぱり、まだ治ったわけじゃないんだなと改めて思い思い知らされました。

だから、あともうちょっと!って思うので、2錠で様子をみたいと思っています。

 

リフレックスって、抗うつ剤なのに、うちの子には結構即効効くところがあって、初めて服用した時も気持ち悪さがあっという間になくなりました。

 

実は、今回もたまたまかもしれないけど、2錠にした次の日、息子が午後になって、家にいなくて、どこ行ったんだろうと探してたら、なんと友だちの家へ行ってました!

びっくり!!

一年ぶり!!

それも自分から連絡してあそびに行ってました。

まさかまさかの、リフレックス効果!?

と思ってしまいました。

やる気がでる!?

 

ちょっと、これから様子をみていきたいと思います!

 

 

 

⬆️抗うつ剤の副作用?

 

塾から帰ってきた時の表情がすごく良かったです。

行く前は、知り合いとかがいたり、中高生が沢山いたりして、車から出たくないと言っていて、

「気持ち悪くなって、途中で帰ってくるかも」

と、言い残して塾へ行きました。

けれど、明るい表情で塾が終わって車に乗ってきたので、

「なんか体調本当に良くなってきたね!」

と息子に言うと、

「もう全然、気持ち悪くならない!なんか行けそう!」

 

……

(なんか、『行けそう』?)

 

ど、どういう意味だろう!?

行けそうって何が!?

 

そう思って聞こうと思ったけど、あえて聞きませんでした。

今まで、私は何でもすぐ聞いてしまって、治りかけの傷を剥がしかけてしまうところがあったので、やめました。

 

最近、家で勉強に気持ちが向かないところがあったり、お腹の調子が悪かったり、疲れやすかったりするところがあったので、今日の塾帰りの笑顔はとても安心しました。

まあ、テストも学校で受けたし、そのほかでも学校で別室登校することも何度もあったので、精神的に疲れていたのかもしれませんが、また少し上向きになった気がします。

 

もう1つ元気の源なのか、副作用なのか…

食欲がすごい!

去年の息子は、気持ち悪さから食べられなかったから、痩せ細っていたけど、今はよく食べて、すぐ「お腹すいた!」と言います。

食べ過ぎくらいです。

抗うつ剤は、太るってネットに書いてあったけど、確かに飲んだ後、すぐにお腹が空きます。けれど、最近は飲んだ後とか関係無しに、本当に食欲がすごい。

背も伸びてきたこともあるけど、確実に痩せていた身体とは違ってきました。

まだ、太っているというところまでではないけど、このままでは、本当に太ってしまうのではないかと思うくらいです。

けれど、食欲が出てくるのは、ホッとします。

食べられない状態は、辛いので。

 

因みに、病院の先生から、

「うつは、疲れやすいから、あんまり頑張りすぎないように!我慢大会じゃないからね!」

と言われました。

今更ながら、『疲れやすい』『我慢大会』という言葉に、

(ああそうだった…)

と思いました。

確かにすぐ疲れるけど、私が無理させてる時あるよなぁと反省しました…。

 

 

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セニラン(抗不安剤)は、使っていません。
リフレックス(抗うつ剤)も飲み忘れることがあり、スルピリド(胃薬)も飲み忘れることがあります。
薬が息子にはあっているようなので、このまま服用していく予定です。


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➡️怒ってしまう…のはダメなのに

 

だんだん息子の体調が良くなってきていると、もっと、もっとと期待してしまう。

 

適応教室へ行く時間になってもダラダラしている息子。

お腹が痛くなっても

(心因性?)

と、勝手に思ってしまうし、いつまでも準備しないで動画を観てたりすると、

(だらけてる?)

と、思ってしまう。

だから、私はだんだんムカムカしてきて、好きなことはできるのに、やらなきゃいけないことができない事実に苛々が爆発してしまう。

怒っちゃいけない、プラス発言しようと思ってるのに、良くなってきてるが故に、焦ってしまって、

「何で、決めたことやろうとしないの!」

と、言ってしまう。

言ってしまって後悔してるのに、苛々がおさまらなくて、自分で自分が嫌になる。

 

これって、不登校の親あるあるなのかな、と思う。

どの程度見守り、どの程度背中を押すか。

今回のテストでも、私と息子で頑張って勉強した。そこでも小さな?言い合いもしながらだったけど、テストが返ってきて、思ったより点数が良かった教科もあったので、本人は大きな達成感を味わうことができた。

押しすぎたかな、とか思ったけど、自信につなげられた。

その押し具合がとっても難しいけど、やっぱり私がイライラしていたら、良くないことは確か。

この苛々をどう自分の中で流すことができるか。

切実な問題だと思う。

➡️勉強のこと

 

学校へ行っていないと、自分で勉強しなくてはいけない。

適応教室は、勉強よりも居場所作り。

安心して過ごせることが優先。

だから、みんなが6時間学校で勉強している間、同等の勉強をするには、どのくらいの時間が必要なだろうか。

 

受験勉強もそうだけど、中間、期末は、授業で学習したことなど、プリントとかが把握できていないと、なかなか難しい。

勉強が得意な子であればいいけど、なかなか難しい場合、理解できるまで勉強をするとなると、方法と根気が重要になってくる。

 

毎日、5教科勉強するとして、約5時間。

自分で5時間毎日取り組もうとすると、これは本当に根性が必要。

自分でも思い返すと、中3の夏休みに5時間毎日勉強なんて全くできなかった。

それを学校へ行けていない、心も体力も落ちている子どもにできるのだろうか。

とりあえず、4月から平日3時間を目標に勉強してきて、中間テストまで、ギリギリ辿り着いた感じだった。

ゆっくり取り組めたところは、結構覚えているんだけど、急いで進めたところはやっぱり頭に入りにくい。

中2の去年の2学期後半から体調が悪化し、3学期は思い切って、勉強(学校)から離れることにして、全く勉強しなかったおかげで、回復に向かったんだけど、その分、大事なところが学べていない。

今の勉強で必死なのに、実力テストの勉強も一緒にしなくちゃいけないなんて、全くもって大変なことだ。

 

実は、今回の中間テストで、勉強を押しすぎたかな、と息子の疲弊している姿を見て思った。

多分、家で勉強した時間が過去最高

(そりゃそうだと思う。だって、今まで学校で勉強してたから、平日なんて塾以外勉強してなかったから)

なんだか終わった後の達成感があったみたいで、以外に体力的にも乗り越えているみたいで、結果、オーライかな?と感じた。

 

嫌いな勉強でもわかったら「楽しい!」っていうことが本人も今回でわかったみたいだ。

 

 

➡️朝起きて来ないと…

 

無理せず、進めてはいますが、テストもありゆったりと、、、とまではいきません。

とりあえず、毎日は適応教室へ通っていますが、朝起きて来るのが遅いなぁと思うと案の定、体調は不安定です。

また、起きて来ても、リビングでまた寝てしまったり、なかなか準備しようとしなかったりする時は、体調が不安定な予兆です。

 

夕方になってくると体調も戻ってくるので、もしかして、1年前に診断された『起立性調節障害』なのかも、、、

そう、思ってしまいました。

実は、診断されてから半年間、起立性調節障害の薬を服用していたのですが、全く良くなりませんでした。

しかし、その症状は『朝が弱い』という典型的な状態が息子には現れていませんでした。

その中の血圧より動悸の症状の『対位性頻脈症候群』だったからかもしれませんが、朝起きられないということが全くありませんでした。

最近、血圧は測っていないので、1度測ってみようかな、、、

 

そういえば、塾に行き始めて、この間の2度目の塾の時にセニランを服用していきました。

久々の抗不安剤で、効くのかなぁと思っていましたが、5mgの半錠で、効果覿面だったらしいです。

「全然気持ち悪くなかった!セニランのおかげ!」

そう言っていました。

多分、この前、適応教室で気持ち悪くなってしまったので、不安だったのだと思います。

やはり、失敗体験が次の不安を生むので、なるべく少しずつ進めなくてはいけないと改めて思いました。

 

 

そして、最近、友だちのお子さんもうちの息子と同じ症状だったと知ることができました。

小4の時に発症したらしく、気持ち悪くなってしまう状態だったみたいです。

中1で環境が変わり、治っていったそうです。

しかし、学校へ行けないほどではなく、漢方を飲んでいたみたい。

中3の今でも、たまに気持ち悪くならないか心配するときがあるらしく、親としても、またぶり返すかどうかドキドキする、と言っていました。

それを聞いて、やっぱり、ここまでなってしまったら長い目でみないと完治しないんだなぁと。

うつと診断されて、半年。

随分改善されたけど、まだまだなんだと思います。

こどもの鬱は、体調面に現れやすく、本人も心から体調に現れていることに気付かないみたいで、胃腸の病気だと捉えてしまいがちなのかもしれません。

私自身、息子の気持ち悪さが治らないのは、もしかして重大な病気、ガン?など本気で悩んで心配しました。

こどもの鬱って、結構多いんじゃないかなと感じています。

勿論、大人の鬱もです。

ストレスも徐々だと慣れてしまってわかりにくいけど、確実に身体に蓄積されていて、自律神経を弱らせるんですね。

だから、熱が続くけど何故なんだろうとか、胃腸や頭痛など、本当に身体が壊れていってしまうんだなと思いました。

 

不登校で悩んでいる時は特に、心療内科とか精神科とかそちらの方面からも相談されると、もしかして回復への近道になるのかもしれません。

うちも、まさか鬱だとは思いも寄りませんでしたから。