起立性調節障害・うつ 不登校を乗り越えた!

起立性調節障害、うつと診断された中学生の息子の様子を残していきたいと思います。不登校になってから、復活までの記録です。

頑張って学校へ行っています

 

私学が第一希望ということもあり、実質あと1ヶ月くらいで受験日を迎えます。

塾は、ほぼ平日は毎日行っており、4、5時間勉強して帰ってきます。

不登校には優しい高校を選択しました。

面接が必要だったり学校や出席日数が厳しい高校は、やはり、学校としての考えに疑問を持つからです。

「いま、行けているのなら大丈夫ですよ!」

そうやって言ってくれる学校を2つ受験するつもりです。

不登校の子を主として受け入れている学校ではありません。

でも、そうやって言ってくれることが、私たちにはありがたく、懐の深い高校だと感じるからです。

 

不登校、元不登校の高校受験には、自分で調べること以外、学校がどこまで親身になって動いてくれるか、です。

 

とにかく、今まで勉強していなかった部分の学習を取り戻すことを含め、後悔のないよう受験勉強を頑張って欲しいです。

そして、2月には、もうそんな緊張から解放して、最後の中学生活を送ってほしいと思います。

 

卒業アルバムも買うつもりありませんでした。

集合写真も勿論写っていません。

修学旅行の写真も勿論行っていないのでありません。

個人写真だけは撮りました。

卒業アルバムを買うかどうかは、本人に任せようと思います。

 

合格祈願をしに行かなくては…!

 

元不登校児の入試の壁

出席日数を問わない学校。

出席日数を問う学校。

 

都道府県によって、公立高校は違うし、私学も違う。

私学は、特に学校によって違う。

 

一般的に1年間で30日の欠席が、ボーダーライン。

しかし、私学では、ボーダーラインを10日にしているところもある。

それも、保健室登校でも出席とみなさない高校もあるということを初めて知った。

不登校児は、面接が必要な学校もあるし、これはギリギリになって知った高校もあった。

 

やはり、学力がある子どもなら、なんとかなる場合が多いが、うちのように学力もなかなか難しいと、受け入れてくれる学校がとても少ない。

「高校に入学できました!」

そんな体験談は、きっと学力も高いお子さんなんだろうなぁと改めて思う。

 

どんな道でも必ず明るい未来が待っているのは間違いないと思うけど、不登校から復活した子どもにとって、かなり厳しい現実が待っている。

 

来年、「無事、希望の高校に入学できました!」と報告したい。

 

順風満帆とはいかないものなのだと、現実を思い知らされている、、、

 

次に立ちはだかる壁

 

学校へは問題なく行けています。

ただ、今度は行けるようになったら、高校受験です。

今までは、通信制で十分と思っていたのに、欲が出てきます。

 

入試で立ちはだかる壁。

もう元不登校になっているのに、過去の不登校がハンデになってくるのを実感せざるを得ません。

そして、勉強も苦手ですので、そこがクリアされるのであれば強気でいけますが、そこはなかなか難しい。

 

不登校ということで、私学で推薦ではないのに、事前面接が必要とのこと。

信用してもらうには難しいらしいです。

また、行けなくなるんじゃないか、心が弱い、身体が弱いんじゃないか、

多分、それを見るのではないかと思います。

 

現実は厳しいです。

保護者のみで調べ上げるのは厳しい。

辛いです。

本当。

 

⬆️続けて行っています!

 

頑張って学校へ行っています。

遅刻早退、欠席無しです。

先生から、「頑張ってるな」「大丈夫か?」と言われるそうです。

体調面も問題無し。

完全に、家での様子も元気な頃の息子に戻りました。

不登校だったことが、夢だったんじゃないかとも思うほどです。

 

でも、、、

よくいう言葉。

「オレ頑張ってる?」

です。

 

ということは。

本人は、無理してるのかな?

というよりも、私の仕事が忙しく、話す時間もほぼないので、知ってほしいのか?

でも、きっと頑張ってる感が本人の中ではすごく大きいんだろうなと思います。

言わないだけで、しんどいこともあるのかもしれません。

受験だから、勉強もしんどいし。

(勉強してませんが、、、)

 

なんか、まだ突然体調不良に逆戻りしてしまうんじゃないかと不安になります。

元気な姿を1年くらいみないと、安心できないんだろうなあと思います。

 

⬆️登校し始めて1ヶ月経過!

 

毎日、「今日、学校どうだった?」と聞いています。

「別に、普通」

そう返ってきます。

まあ、今までの息子に戻ったのかな。

友だちとは楽しくしているみたいです。

LINEでどんどん友だちとつながっていくので、本人も少し躊躇しています。

仲の良い子だけ繋がればいいのですが。

 

お昼ですが、やはりまだ完食はできません。

うーん…好き嫌いがないのですが、やはり難しいのかな。

水分を取ったり食べ物を口にしたりすることに抵抗を感じています。

気持ち悪くなってしまう自律神経の乱れがまだまだ治りきってないのだと思います。

 

しかし、登校1ヶ月が経ちました。

こんな日をまさか迎えられるとは思いませんでした。

卒業式も無理かなと思っていました。

本当にホッとしています。

まだ1ヶ月が過ぎたばかりです。

このまま無事卒業式を迎え、無事高校に、進学できるよう祈るばかりです。

⬆️いい感じが日常になってきた!

 

心配していた乗り物酔いも、どんな場面でもしなくなりました。

乗り物酔いをするかしないかが、自律神経の乱れのバロメーターになっています。

本当にいい調子です。

それと、思い出し笑いをするというハイテンションもどこか落ち着いてきたように思います。

やっぱり、久しぶりの友だちとのコミュニケーションが楽しかったのかなぁと思います。

来月のお祭りも友だちと行く約束をし、今からすごく楽しみにしています。

よい友だちに恵まれているようです。

相変わらず、薬は、市販の薬も飲んでいます。

胃薬、整腸剤です。

それらを飲見忘れるようになるのがまずは、目標です。

学校へ行き始めてから一月したら、サインバルタ等減薬と言われていたんですが、今の段階では本人はとても嫌がっています。

薬あっての登校らしいです。

 

笑うことが多い

 

7月。

息子の小さな頃の写真を見つけ、変顔して踊っている七五三の写真を見つけた。

ほとんどの写真が笑ってふざけたりしていい顔をしていた。

(あぁ、小さい頃はこんな風だったよなぁ…)

いつからだろう、あまりふざけなくなったのは。

記憶が曖昧で、学校に行けなくなってからだろうかもわからない。

あの頃は、はしゃいで元気いっぱいだった。

 

しかし。

9月から学校へ行きだしてから、大丈夫かと思うくらい笑うようになった。

特に、友だちとの会話でのやりとりでずっと笑っている。

今まで笑えなかった分が湧きて出ているのか、はたまたサインバルタの効能なのか。

思い出し笑いまでしているので、大丈夫かと心配になるくらいだ。

サインバルタは、意欲を高める薬と書いてあった。

確実に、笑うツボが多すぎる。

けど、友だち以外ではそう笑わない。

だとしたら、薬というわけではないのかもしれないけど、よくわからない。

勉強は今まで私としていたが、今はしたがらない。

当たり前と言えば当たり前。

中3にもなって、親と勉強なんかするわけない。

不安が減って、本来の中学生に戻れたのかもしれない。

文化祭のことも楽しそうに話していた。

とにかく、友だちと話す事が楽しくて仕方ないらしい。

授業では、先生が息子に発表させる時、すごく優しく笑顔を投げかけてくれるらしい。

有難い。

給食。息子は好き嫌いがない。だけど、やはり給食は完食できない。

そこがまだ治っていない証だと思う。

給食を完食できるようになってほしい!

 

今でも聞いてくる。

「オレ、頑張ってる?」

 

頑張ってるんだろうなぁ、疲れるんだろうなぁ。

そう思う。

けど、だから

「学校行ってるんだから、これ以上勉強無理。ゲームしていいでしょ」

の略にも感じてしまう。

まぁ、暫くは、、、いっか。