起立性調節障害・うつ 不登校を乗り越えた!

起立性調節障害、うつと診断された中学生の息子の様子を残していきたいと思います。不登校になってから、復活までの記録です。

何を心配するのか

「どうしよう…行けるかな」

どこか外へ出る時に必ず出てくる言葉。 

この言葉に私は、毎回胸が押しつぶされるような辛さでいっぱいになった。

いっぱいになりすぎて身体がおかしくなりそうだった。

 

本日の午後。

「今日の体調は?」

「100%」

 

あら。実は今朝、息子から聞いた言葉は違った。

「店に行ってまた気持ち悪くなったから、もうこれからずっとどこへも行けないかもしれない………」

 

(うわ……)

私は、またこんな風になってしまったかと、また自分を責めた。

また、あの時のパニックみたいにどん底に落ちてしまうんじゃないかと。

 

その後。

お父さんと外に散歩(散歩という名のただの庭へ出るということ)に出ようとした時、大丈夫かなと心配になりながら様子を見守った。

外へ出る時、

「どうしよう…行けるかな」

(うわ、やっぱり)

私はそう思って、声をかけようとしたところ、

「お母さんどう思う?〇〇が××で行けると思う?どうしよう…」

(は?)

何の話か。

「散歩のことじゃないの?行けるかって」

「違う。そんなこと別に何ともない」

ええええーーー!(◎_◎;)

 

どうやらゲームのことらしく、それがクリアできるかどうかを心配していたらしい。

 

お!?

心配ごとが変わってきている!?

やっぱり、「100%」の元気度と言えるようになっているということは、店で気持ち悪くなってしまってはいるけど、良い方向へ向かっていることなのかな?

家にいる時だって、抗うつ剤を飲む前は、四六時中気持ち悪くて、詰まったような感じの胸を叩いたり、さすったりしていたことと比べれば、ようやく人並みの体調に近づいてきている証拠かもしれない。