起立性調節障害・うつ 不登校を乗り越えた!

起立性調節障害、うつと診断された中学生の息子の様子を残していきたいと思います。不登校になってから、復活までの記録です。

え!?本当に!?

 

2週間おきに行っている病院。

今日は、お父さんと息子の二人で。

私は仕事をしながら、

(大丈夫かな…酔ってないかな)

など心配で早めに家に帰った。

18時ごろだったか、私が家に帰っているのを知ってか元気な声が玄関の扉を開けるとともに聞こえた。

「行って来たよ!」

私がこの時間に帰って来ているのも嬉しかったようだが、それにしても元気な声。

「大丈夫だった?」

そう聞くと、何でもないように、

「うん、普通」

 

良かった〜!

ホッとした。自分が病院へ一緒に行っていないと本当に心配だ。

ともかくこんなに元気な声を聞けて、本当に嬉しかった。

しばらくすると、

 

「明日学校へ行くわ」

 

(え!?い、いま、なんと!?)

あまりに驚きすぎて、どういうことかわからない。適応教室をすっとばして、が、学校!?

 

どうやら、病院の先生に良くなってきたから、少しずつ学校へ行くようにと言われたらしい。

勿論、授業ではなく、夕方だけど。

それでも、家庭訪問、先生からの電話も無理だったのに、え、え、え……!

今日病院へ行った後、薬局も一緒に車から降りて行ったらしいし、その後スーパーへ買い物も一緒に行ったらしく、体調も全く問題なかったようで、本当に体調が良くなってきたみたい。

薬局なんて今まで車から降りた試しがない。

本当に今までの息子とは全然違う。

自分から動こうとしている!

めちゃめちゃ嬉しくて嬉しくて、たまらなかった!

 

でも。

実は、不登校になってからでも10月までは普通に夕方学校へ行けていた。だけど、今、家での体調も問題なくなって、学校へも行こうとしている。家での体調が良くなっている分、これはすごい進歩だ。いや、まだ明日になってないから成功するかはわからないけど、行こうと思えただけ、かなりの前進だ。

適応教室ではなく学校なのだから!

それにしても病院の先生の言葉は子どもに響くものだとつくづく感じる。ありがたい。

ただ、息子の場合、学校の先生とか病院の先生の言うことをちゃんと聞かないとダメだと思っているから、それを通そうとして無理してしまう。それが実は心配ではあるのだが…。

何はともあれ、元気になってきているのは事実なのだから、あとは本人がその気になって、心がついていき、身体が(自律神経)がついてこればトンネルの出口の光が見える。

カウンセラーさんにも言われたけど、『一進一退だから、少しずつ。また戻ることがあっても少しずつ上昇しているから』という言葉をしっかりと胸に抱いて、これから頑張っていこうと思う!