起立性調節障害・うつ 不登校を乗り越えた!

起立性調節障害、うつと診断された中学生の息子の様子を残していきたいと思います。不登校になってから、復活までの記録です。

自律神経が乱れると

不安。

神経が過敏になって、少しのことに不安や恐怖を感じてしまう。

例えば虫。

自律神経が乱れる前も虫は嫌いだったけど、怖かった経験がフラッシュバックする。

フラッシュバック。それは、蜂に刺されたこと。

だから、蜂が飛んでいたら、恐怖で外に出られない。羽音がしただけで、逃げ出す始末。

部屋の中にいても、外で何かが飛んでいる羽音がしただけで、恐怖。入ってくるはずもないのに、パニック。

 

そして。

1人になりたくない不安。

未来への不安。

こんな自分でいいのか葛藤、不安。

こんな自分は惨めで最悪だと思ってしまう。

負の連鎖はとてつもない。

自分を責め始めると、見ているこちらが辛くて苦しくなる。

涙をためて、自分の体の悲鳴を感じて堪えようとしている。

不安や緊張が容量オーバーになると、心臓が爆発してしまうんじゃないかと思うくらいの動悸に襲われる。動悸は、痙攣しているような速さで脈を打つ。

そして、もう無理だと泣きながら倒れこむ。

不安は更に不安を呼び、体をどんどん蝕んでいく。

 

 

もう、これ以上は……

そう思った時に、精神科へ。

 

 

すると、初めにもらった薬では効き目がわからなかったけれど、一週間後にもらったリフレックスでは2日目くらいに、みるみる体調が良くなっていった。

 

やっぱり、「うつ」だったんだ……

 

どんな薬でも根本的な体調は変わらなかったのに。

 

先生から聞かされた「うつ病です」

聞いた時は頭が真っ白。

嘘でしょ?子どもがうつ病

本当に?確証は?それでうつ病の薬を飲ませるの?そんな1回の診断で何でうつ病だってわかるの?何でもうつ病にしたがるんじゃないの?信用できない…信用したくない…

そんな気持ちで頭はぐるぐる。

その夜は、ネットの中で彷徨い続けました。