起立性調節障害・うつ 不登校を乗り越えた!

起立性調節障害、うつと診断された中学生の息子の様子を残していきたいと思います。不登校になってから、復活までの記録です。

自分から!!

 

冬休みの宿題。

 

心も身体もくたくただったこともあり、2学期の勉強はあまりみてやれなかった。

英語。

全く習得できていない!

焦って一緒に勉強。

「これからお母さん、英語だけで話す!」

なんて言いながら、私も楽しくなってきて、リビングに覚えるべきセンテンスを貼ることに。

やっぱり教えればわかるものだ。

一人で勉強していて習得できるなんて、夢のまた夢。

(やっぱり、ちゃんと教えなきゃいけないなぁ)

そう思った。

 

本日。

散歩へ行った後、ポストに入っていたハガキを持ってリビングに入ってきた。

「高校受験って書いてある!」

息子は大きな声で、進研ゼミからの入学しませんか案内をめくっていた。

よほどびっくりしたんだろう。

今までそんなハガキに目を通すこともなかったし、openと書いてあるところまでめくってあった。

 

その後、またゲームをし始めて、元気なのか元気じゃないかのような顔色で、大丈夫かな、と思った。

しかし。

突如ゲームをしながら

「〇〇(市の適応教室)へ行くわ」

(え!!?)

まさかのまさか。

以前、そちらへ行っていたのだが、そこで体調が悪くなってから、外へ出かけることがかなり難しくなった。夕方学校へ行くことも、テストを受けることも、家庭訪問に来てくれる先生にも会うことができなくなった。

まさに、外へ更に出かけられなくなったその場所へ『行く』というのだ。

あれは10月くらいだったと思う。

それまでは順調に適応教室にも通えていた。時間は短いけど。

学校でテストも受けられていた。

しかし、その出来事があってから、雪崩のように息子に不安と恐怖と吐き気と動悸が襲ってきた。

もうこれはダメだと思い、病院へ行きうつ病と診断されたのだ。

 

(もしや…あのハガキが!?)

そう思って、もう一度ハガキを見た。

なんて書いてあるのか気になったからだ。

そして、そこには、

『キミの受験生イヤーをうらなうおみくじも見てね』

と書いてあった。

勿論、もうめくってある。

 

➡︎

O

P

E

N

➡︎   大吉

 

こう書いてあった。

 

もしや……

まさか、ね。

 

まさかでもいい。

一歩前進しようとしてくれるだけで!!